2014/09/05
ワークステーション型GPGPU搭載計算機によるクラスタサーバシステムを導入頂きました。
吉川研究室では光を用いた情報処理技術の研究を中心に行っております。
シミュレーションや数値解析など、情報処理技術の占める割合は高くその手法は多岐に渡ります。そこで当研究室ではMATLABなどのアプリケーションを使用し、最近ではGPGPUを用いたリアルタイム三次元計測やディジタルホログラフィの研究を進めております。
研究活動業績などのリンク
http://s-read.saitama-u.ac.jp/researchers/pages/researcher/lSBZYKoS
光領域の報処理技術の研究を行う上で何よりも必要になるのは、シミュレーション用の高速計算機です。さらに加速させる為、アクセラレータ“GPGPU”を導入したいと考え、HPCテックさんに相談したのがきっかけです。
●個々で利用するワークステーションの場合。
・研究生の使い慣れている“Windows7 Pro”が起動します。
●クラスタ使用の場合。
・クラスタ管理ソフト“ブライトクラスタマネージャ”を使用し、管理ノードから全ノードへネットワークブートによる“Linux”起動になります。全ノードにインストールする必要はありません。
当研究室の学生は研究熱心なので“GPGPU”や“マルチコア”を使った数値シミュレーションを更に進めて行きたいと思います。これまで数時間もかかっていた数値シミュレーションを短時間で終えることの出来るクラスタサーバを使うことが出来るので、多くの研究成果を上げて行けると思います。