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導入事例

2015/07/03

[導入事例] 宇宙航空研究開発機構 スーパーコンピュータ活用課 様

可視化用ワークステーションを導入頂きました。

導入システム

 

セキュリティ・情報化推進部 スーパーコンピュータ活用課様のご紹介

 ロケット開発等のJAXA事業を着実に推進していくためには、高性能、高機能なスーパーコンピュータ(スパコン)による数値シミュレーションの利用が不可欠です。国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA)セキュリティ・情報化推進部 スーパーコンピュータ活用課では、次世代の数値シミュレーション技術を涵養し、JAXA事業への最大限の展開を可能とするシステム及び利用環境の構築を目指し、スパコンシステムの導入と運用並びに仕組みの継続的改善や利用技術の高度化に取り組んでいます。

 現在、JAXAのスーパーコンピューターシステムの二代目システム「JSS2“宙(SORA:Supercomputer for earth Observation, Rockets, and Aeronautics)”」を運用しており、今回導入した“可視化用ワークステーション”は、JSS2と連携して運用されています。

 

JSS2 のサービス

プログラム相談および利用相談

 プログラミング・デバッグ及びチューニング、Fortran、XPFortran、C、C++ などのプログラミング

 言語、MPIなどの並列化ライブラリ、システム利用全般についてのご相談を受け付けています。

 

プレポストシステムの利用

 JSS2での数値シミュレーションのサポートを目的とするシステムです。

 グリッド生成などのプレ処理、計算結果を可視化するポスト処理のアプリケーションが用意されており、

 利用サポートも行います。

 

数値シミュレーション結果の可視化技術サポート

 数値シミュレーション結果の可視化技術サポートを行います。一般の可視化アプリケーションでは表現

 できないような画像処理に対しても、可視化チームの経験と実績に基づいた技術的なアドバイスを提供

 できます。

 

導入システム

 

システムの解説

 今回は計算結果を可視化するためのサーバを導入頂きました。CPU は 10コア、クロック3.00GHz を2基搭載したとてもバランスの良い CPU を選択され、メインメモリは合計256GB搭載するWindows計算機と512GB搭載するLinux計算機です。可視化用のグラフィクスボードには OpenGL に対応した最新の NVIDIA Quadro K2200 を搭載し、4GB 大容量メモリと先進のフォトリアリスティックレンダリングにより問題無く可視化する事ができます。また、将来的に増設予定である Intel Xeon Phi Coprocessor を搭載できるようマザーボードと電源容量も考慮し準備をされています。
 これらの計算機全てを居室に設置されるとの事でワークステーション型となり、どうしても大きな容量のメモリを搭載すると計算機内の温度が上昇しますので、エアフローの良い筺体とメモリ選びが重要な課題となりました。

最後に

 これからの計算機運用に少しでもお役にたてる様、弊社も微力ながらお手伝いをさせて頂きます。

 

 

 

 

 

弊社では、科学技術計算や解析などの各種アプリケーションについて動作検証を行い、
すべてのセットアップをおこなっております。

お客様が必要とされる環境にあわせた最適なシステム構成をご提案いたします。

各種カスタマイズ・詳細なお見積はこちらからお問い合わせください。