2013/08/28
東京理科大学 岡田研究室に大容量メモリ(384GB)搭載計算機をご導入頂きました。
研究分野〔計算固体力学/計算破壊力学/生体力学シミュレーション〕
今日、航空機・自動車・船舶・発電プラント等における構造や機器の設計は、CAE(Computer Aided Engineering)なしに行うことはできません。その基盤技術が有限要素法に代表される計算固体力学です。本研究室は、新しい計算固体力学手法の研究、構造物の安全性確保に必要な計算破壊力学手法の研究や応用、さらに解離性大動脈溜やその治療法等の医療分野への応用を目指した生体力学シミュレーション研究に取り組んでいます。
研究テーマ例
1. 三次元き裂進展解析を行うためのき裂進展シミュレーションシステムに関する研究。
2. 解離性大動脈溜やその治療法等に関する構造‐流体連成生体シミュレーションの研究。
3. 有限要素法メッシュ生成法や最新の固体力学解析手法に関する研究。
当研究室では以前からいろいろな計算機で計算研究をしていましたが、大きな計算をするにはどれもメモリが足りない状況でした。これを打破したく今回の計算機を導入しました。
これまでの計算機ではメモリは最大でも64GB~128GBでした。今回、384GBという途方もない大容量メモリを導入し、従来は解けない問題とか、時間がかかり過ぎていた問題などがサクサクと解けるのではないかとわくわくしています。
現在、計算機で様々な計算を実施しています。それらを利用した研究が日本のものつくりに行かされていくようこれからも活動致します。
岡田先生ありがとうございました。
これからも研究活動に弊社もご協力させて頂きます。