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2018/09/11

[NVIDIA] 世界初のレイトレーシング GPU、Quadro RTX を発表

NVIDIA TURING ARCHITECTURE

 

 

 NVIDIA 社は、初の TURING アーキテクチャベースの GPU “Quadro RTX 8000”、“Quadro RTX 6000”、“Quadro RTX 5000”を発表しました。

ハードウェアアクセラレーションされたレイトレーシング、AI、先進的なシェーディング (陰影処理) とシミュレーションを、デザイナーやアーティストなどクリエイティブ業界に従事するプロフェッショナルの皆様に提供します。

 

 

 

Quadro RTX Professional GPU – Quadro RTX プロフェッショナル GPU

 

 

 Quadro RTX GPU は、映画や動画コンテンツの制作、自動車や建築の設計、科学分野でのビジュアライゼーションといった現場で使用されるような、最も要求水準の高いビジュアルのコンピューティング ワークロード向けに設計されています。Quadro RTX GPU は、次のような画期的な技術により、前世代を遥かに上回る性能を擁しています。

  新しい RT コアにより、オブジェクトや環境の、物理的に正確なシャドウ (影)、
   リフレクション (反射)、リフラクション (屈折) およびグローバル イルミネーションを
   ともなった、リアルタイムなレイ トレーシングが可能。

  Turing Tensor コアにより、AI で強化されたレンダリングや製品、サービスの
   性能向上に必須である、ディープ ニューラル ネットワークの学習 (トレーニング) と
   推論 (インファレンス) を加速。

  最大 4,608 の CUDA コアを搭載した、新しい Turing Streaming Multiprocessor
   アーキテクチャにより、1 秒当たり 16 兆回の整数演算と並行して最大で16兆回の
   浮動小数点演算が可能となり、実世界の物理の複雑なシミュレーションを加速。

  先進的な、プログラマブルシェーディング技術により、複雑なビジュアルエフェクト
   やグラフィックスインテンシブなワークロードのパフォーマンスを向上。

  超高速な Samsung 16Gb GDDR6 メモリを初めて実装し、より複雑なデザイン、
   巨大な建築のデータセット、8K 動画コンテンツなどの処理をサポート。

  NVIDIA NVLink により、2 つの GPU を超高速リンクで結びつけることで、
   メモリ容量を最大 96 GB まで拡張し、データ転送速度を最大 100GB/s までの
   パフォーマンスを実現。

  USB Type-C および VirtualLink (次世代 VR ヘッドセットに必要な電源、
   ディスプレイ、帯域幅を、シングル USB-C コネクタを介して供給するために
   開発された新しい業界標準)に対するハードウェアサポート。

  Variable Rate Shading (バリアブル レート シェーディング)、Multi-View Rendering
   (マルチビュー レンダリング)、VRWorks Audio を含む新しく先進的なテクノロジが、
   VR アプリケーションのパフォーマンスを向上。

 

 

 

NVIDIA RTX – The Platform for a New Generation of Applications

 

 

 

主な特徴


Model Name  Quadro RTX 8000 Quadro RTX 6000  Quadro RTX 5000
Memory 48GB 24GB 16GB
Memory with NVLink 96GB 48GB 32GB
 Ray Tracing 10 GigaRays/sec 10 GigaRays/sec 6 GigaRays/sec
 CUDA Cores 4,608 4,608 3,072
Tensor Cores 576 576 384

 

 

 

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