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製品案内:静音ラック

静音ラック

高度な静音化と安全放熱を両立した静音ラック

HPCT SR45



HPCT SR45 製品特徴〔騒音密閉筐体 6U~24U〕
騒音密閉
レコーディングスタジオの設計技術を応用した3層の遮音ウォールによる完全密閉筐体。騒音減衰量は-26.3dB(A)。さらに人が不快と感じる音域では広い範囲で最大値-30dB(A)を維持。実効力の高い防音特化型サーバーラックです。
  ▶ 最低動作音(STDファン1:1) :-38.0dB(A)
  ▶ 最低動作音(ミドルファン1:1):-34.6dB(A)

強制空冷
入口で押し込み出口で吸い出すプッシュプル構成のファンユニット。さらにマシン規模に応じたファン数量、風量確保をフルサポート。吸気と排気を仕切るアイルキャッピング用遮蔽板も付帯し、徹底したエアフローマネジメントによるプロフェッショナルな安全運用を提供します。

膨張室型サイレンサー
放熱流路には膨張室型サイレンサーを採用し「空気は通して騒音は漏らさない」機能を装備。サーバー用サイレンサーの設計は音響専門技術が活かされた独自の強みです。

マシン適合の個別フルサポート
お客さまのマシン構成に応じた最適仕様を供給します。専任担当者による技術サービス「適合調査」を実施して個別専用仕様の供給、責任を持った「結果」を提供いたします。
 「マシンとラックを組み合わせた際に正しく放熱できるか
 「目的に応じた静音性が得られるか
 についてお客さまリスクはゼロ!
HPCT-SR45は確実な目的達成のための「製品+技術サービス」です。

電力削減、運用コスト低減
ファンユニットを駆動する僅かな電力だけで目的達成をします。強制空冷の効果により熱溜りのないスムーズな放熱を実現し、エアコン、建物空調への負担も軽減。サーバー運用の全体的、俯瞰的な効率化をシンプルな空冷機能でお届けします。



大学、研究開発部門向け高風量タイプ

HPCT SR80 for HPC


HPCT SR80 製品特徴〔騒音密閉筐体 12U・18U・24U・30U〕
騒音密閉
ビジネスや科学技術の最先端で数多くの導入実績を誇るHPCT SR45をベースにして、HPC向けに改良が加えられたHPCT SR80 for HPC。新しいサイレンサー構造を採用して静音性を犠牲にせず大幅な風量強化を実現しました。
GPU搭載の最新マシンやラックサイズをフルに活用した増設にも余裕をもって対応できるパフォーマンスマージンが大きなメリットです。マシン増設に伴うファンユニット追加装着時でも、サイレンサー流路での風量損失がなくシステム規模拡大に正比例して高風量が得られるハイエアフローシステムとなります。耐荷重レベラー付キャスターと配線余長スペースを新設。


標準オフィス向けHPCT SR45とHPC向けHPCT SR80の違いについて
マシン適合
従来品HPCT SR45とHPCマシンの組み合わせでは、マウントできるマシン規模はラックサイズではなく風量適合により制限されます。多くの場合ラックサイズに対して5~7割ぐらいのマウントとなることが標準的です。HPCT SR80 for HPCでは、ラックサイズをフルに活用したマシンマウントまで適合。最大風量の供給量に大きな違いがあります。

コスト
ラックサイズを基準に比較した場合にはHPCT SR45のほうが有利ですが、上記のようにマシンの最大マウント規模を比較した場合には逆転し、HPCT SR80 for HPCに優位性があります。

ラックサイズ
HPCT SR80 for HPCは従来品HPCT SR45と比較して横幅が約100mm大きくなります。

耐荷重
HPCT SR80 for HPCはマシンのフルマウントを想定した耐荷重フレームが標準装備されています。

騒音減衰量と最低動作音
HPCT SR45もHPCT-SR80 for HPCも騒音減衰量は同等です。最低動作音はHPCT SR45では40~45dB(A)、HPCT SR80 for HPCでは45~50dB(A)

エアフローと設置条件
HPCT SR45は前後扉の上下に吸排気口があり壁寄せ設置も可能。HPCT SR80 for HPCは前面吸気、背面排気。高風量の確保と熱溜り回避のため、ラック前後には広いスペースが必要です。

解説
マシン規模が小さく、ラックサイズに余裕を持たせ、増設計画があまり無い場合には、従来品HPCT SR45が有利です。マシン規模の拡大に合わせてラックサイズをフル活用する場合にはHPCT SR80 for HPCに優位性があります。お客様のマシン構成、ご計画に応じて個別でのご相談を承ります。是非ご利用ください。



ファンレス小型静音ラック(1台用)

HPCT SR07


HPCT SR07 製品特徴〔計算機に応じた専用設計〕
ファンレス廉価バージョン
マシン1台を対象としたシンプル構成のファンレス廉価静音ラックです。筐体側面にサイレンサー容積を確保して静音性、放熱性を向上しました。上級機に匹敵する騒音減衰量-22.8dB(A)を実現します。

容量拡大による静音性の向上、放熱性の向上
サイレンサー容積の拡大により高い静音性を維持したまま大きな流路断面積を確保、風量損出を最小限としてマシンからの排気熱を効率的にBOX外へ放出します。この新しいサイレンサー設計により側面全体が空気層を含む積層壁となり騒音遮断性も向上しました。また、上級機同等の厚みのある吸音材を採用し筐体全体での性能向上を行ないました。

徹底したBOX内アイルキャッピング <個別専用設計!>
ブランクパネル、遮蔽板、ウレタン形成の遮蔽構造などをマシンに応じて個別対応します。吸気流路と排気流路を完全独立化して「排気のループ」を防ぎます。

パッシブタイプ
お手軽ファンレスのパッシブタイプです。最低動作音ゼロでローコストを実現しました。
HPCT SR07 は計算機1台専用です。
 (特注でアクティブファンユニットの装着も可能、複数台マシンのマウントにも対応します)

静音化ソリューション




サーバ室の防音工事

サーバ室特化型個別設計

  サーバ正面1mで80.7dB(A)。動画内の騒音計位置はドア前80cm、高さ1m。

解説
サーバ室との仕切り壁があるにも関わらず隣室への音漏れが問題となっていました。
事前調査により問題個所を抽出し、ピンポイントで効率的な処置を施しています。
動画で騒音値を見ることができますが、要求されている値まで下がっています。

 8k~10kHz付近で突出していたマシン特有のピークノイズもほぼ無音になっています。
 (カメラのAGC(自動録音)をオフにして正確な音量差を収録)

工事内訳
・サーバ室特化型の個別設計
・2重壁施工(遮音材、吸音材による複層構造)
・隙間コーキング、密閉
・特注「観音開き」防音ドア
・事前調査、各種測定、結果検証

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- 騒音の例 ------------------





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