2020/05/22
TECH Report は HPC テックスタッフからの情報発信です。
4月からすっかり在宅になってしまい全くお客様と会えていない。5月に入り少しずつメールでのお問い合わせを受けるようになった!非常にありがたく思う。
数年前から比べるとNVIDIAはいろんなGPUを発売してきているが、お客様も何を選んだらいいのか?さぞかしお困りだろうと思い、独断と偏見で参考文献を作ってみた。
すこしでも皆様の役に立てればと思う。
まず主なGPU計算機の用途は何だろうか。以下の3種類くらいかと思う。
機械学習・ディープラーニング
これらは単精度・半精度を主に使用する。
つまり Quadro RTX8000/6000/5000、TITAN RTX、Geforce RTX2080Ti が最適。
NVIDIA Quadro RTX8000
NVIDIA TITAN RTX
NVIDIA RTX2080Ti
GPU を使った数値シミュレーション
これらは倍精度を主に使用する。
つまり Tesla V100、Quadro GV100 が最適。
NVIDIA TESLA V100
NVIDIA TESLA V100s
NVIDIA Quadro GV100
画像処理や可視化など
これらは主に単精度を使用する。
つまり Quadro RTX8000/6000/5000、TITAN RTX、Geforce RTX2080Tiが 最適。
NVIDIA Quadro RTX8000
NVIDIA TITAN RTX
NVIDIA RTX2080Ti
次にGPUによる最適な筐体選びだが、GPUには2種類の冷却機構が有る。
アクティブタイプ (Active Type)
主な製品は、Quadro GV100、Quadro RTX8000/6000/5000、TITAN RTX、Geforce RTX2080Ti
となる。
これらは GPU 自体にファンが搭載され、吸気排気を行うことができるためワークステーションで使用
するのがおすすめ。
パッシブタイプ (Passive Type)
主な製品は、Tesla V100、RTX8000 passive となる。
これらは GPU 自体にファンが搭載されていないため、サーバケースについているファンで吸気排気を
行うためラックマウントでしようするのがおすすめ。
では、弊社の製品で、用途、筐体から考え何がおすすめか一目瞭然確認できるよう、フローチャートを作成してみたので、参考にしていただきたい。
ぜひ GPU 計算機をご検討の際は上記資料を参考にしお考えいただきたく、
そして、お声がけよろしくお願いします!
HPC TECH Sales : Nagai