COMSOL Multiphysics は、有限要素法をベースとした汎用の統合シミュレーションソフトウェアです。電磁気、機械 ( 構造 )、伝熱、音響、流体、化学等の基本的工学分野から、応用分野として MEMS/NEMS、Micro-TAS、光学、燃料電池、半導体、プラズマ、電気化学、医療、バイオ、土木、地球科学等、あらゆる物理分野でご利用できます。モデリングワークフローすべてのステップを包括するシミュレーションプラットフォームで、具体的な現象を記述する形状や材料特性、フィジックスの定義から正確で信頼性の高い結果を得るためのモデルの解法とポスト処理まですべてのステップを網羅しています。
[1] 柔軟性
[2] 統一性
[3] オープン性
[4] 先進性
プラットフォーム製品は単独で使うことも、アドオンモジュールと合わせて使ってその機能を拡張することもできます。アドオンモジュールには電磁場、構造力学、音響、流体、伝熱、化学工学があります。アドオンモジュールと LiveLink 製品はシームレスにつながり、何をモデリングしても同じワークフローになるようにできています。
アドオンモジュール | |
電磁気モジュール | ・AC/DC ・RF モジュール ・波動光学モジュール ・光線光学モジュール ・プラズマモジュール ・半導体モジュール |
流体・伝熱モジュール | ・CFD ミキサー ・ポリマー流れ ・マイクロフルイディクス ・多孔質媒体流れ ・地下水流 ・パイプ流れ ・分子流 ・金属プロセス ・伝熱 |
多目的 | ・最適化モジュール ・材料モジュール ・粒子追跡モジュール ・液体&気体特性モジュール ・不確実性定量化モジュール |
構造&音響モジュール | ・構造力学 非線形構造材料 複合材料 ジオメカニクス 疲労解析 ロータダイナミクス ・マルチボディダイナミクス ・MEMS ・音響 |
化学モジュール | ・化学反応工学 ・バッテリデザイン ・燃料電池&電解槽 ・電気めっき ・腐食解析 ・電気化学 |
インターフェース | ・LiveLink for MATLAB ・LiveLink for Simulink ・LiveLink for Excel ・CADインポート ・デザイン ・ECADインポート ・LiveLink for SOLIDWORKS ・LiveLink for Inventor ・LiveLink for AutoCAD ・LiveLink for Revit ・LiveLink for PTC Creo Parametric ・LiveLink for PTC Pro/ENGINEER ・LiveLink for Solid Edge ・File Import for CATIA V5 |
インターネットやイントラネットでアクセスできるところなら、ブラウザを使用してどこでもシミュレーションを利用できます。また COMSOL Compiler を使い、サーバ構築は不要でネット環境が無くても単独実行できるアプリを配布することができます。
▶組織内外における解析・設計・製造等のワークフロー共有による効率化
▶製品開発プロセスの一元化により製品の市場導入までの時間短縮の実現
▶シミュレーションを教育目的として活用
COMSOL バージョン
テストモデル
テスト環境
DUAL CPU | |||
CPU | Intel Xeon Platinum 8270 (26Core, 2.3GHz) Cascade Lake-SP |
Intel Xeon Platinum 8358 (32Core, 2.7GHz) Ice Lake-SP |
AMD EPYC 7713 (64Core, 2.0GHz) Milan |
RAM | DDR4-3200 768GB |
DDR4-3200 1024GB |
DDR4-3200 512GB |
OS | CentOS7.6 | CentOS8.4 | CentOS8.4 |
SINGLE CPU | |||
CPU | Intel Xeon Gold 6338 (32Core, 2.0GHz) Ice Lake-SP |
AMD Ryzen Threadripper PRO 3995WX (64Core, 2.7GHz) Castle Peak |
AMD EPYC 7702P (64Core, 2.0GHz) Rome |
RAM | DDR4-3200 256GB |
DDR4-3200 256GB |
DDR4-3200 256GB |
OS | CentOS8.4 | CentOS8.4 | CentOS8.4 |
ベンチマーク結果
1CPU、2CPU のワークステーション、とりわけ静音仕様のワークステーションを中心にベンチマークを行いました。プロセッサは世代やメーカー違いのハイエンドのものからクロック性能が高いものを選択し性能を比較しました。また、COMSOL 6.0 にメジャーバージョンアップが行われましたので、前バーションと比べ性能がどのくらいアップしたかなどの確認もしています。
さて、結論を言ってしまいますとモデルにもよりますが 30 ~ 40 コアくらいの高クロックプロセッサを搭載するワークステーションが今回使用したベンチマークモデルには平均的に成績が良く、ユーザ数やジョブ数が複数で無ければ 1CPU モデルでも十分に性能を発揮し、導入コストを低く抑えられるだろうと結論づけました。Intel Xeon プロセッサと AMD EPYC プロセッサ、とても迷うところではありますが性能とワークステーション全体の価格をバランス良くご提案させていただきます。
ワークステーションの購入を計画されているお客様は是非ともご覧ください。最適な仕様でご検討していただけるよう、ベンチマークシートを作成いたしました。ご希望者の方はお問い合わせフォーム、もしくは担当営業までお気軽にお問い合わせください。
Silent Workstation | |||
型番 | HPCT WSX31-COMSOL Tune | HPCT WCX32 -COMSOL Tune |
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CPU | Intel Xeon Gold 6326 x1 (2.9GHz 16Core) |
Intel Xeon Gold 6338 x1 (2.0GHz 32Core) |
Intel Xeon Platinum 8358 x2 (2.60GHz 32Core) Total 64Core |
RAM | DDR4-3200 256GB |
DDR4-3200 256GB |
DDR4-3200 512GB |
VGA | NVIDIA Quadro Series | ||
SSD | 960GB | 960GB | 1.92TB |
OS | Linux or Windows |